11.17.13:10
匠の技が冴える衝立を寄贈頂きました
この程、清河八郎記念館に、庄内町廻館の有限会社梅木設備工業代表取締役梅木仁様から一枚の衝立を寄贈して頂きました。
梅木様は、工事現場から出る廃材を単に処分するのが勿体無いと予てから思っていたそうです。小さい頃から物作りが好きだったこともあり、廃材を利用し何かできないかと思い立ち、衝立を製作して完成祝いに差し上げたところ施主の方から大変喜ばれたと語っていました。
衝立以外にも、多くの手桶やご自分の娘さんの結婚式に使う木製のぐい飲みなども作られたそうです。
寄贈頂いた衝立は、中央に「仁・智・信・勇・嚴」と書かれた手拭いを配し、上下に繊細な組子模様、左右には「清河八郎」、「最上川」の文字が竹を通して浮かび上がるように工夫されています。
製作の切っ掛けは、令和4年、「しょうないまち秋まつり」の清河八郎大河ドラマ誘致協議会コーナーで「仁・智・信・勇・嚴」と書かれた手拭いが目を惹き、これを使った衝立を作ろうと思い立ったのだそうです。
材料はあくまでも廃材なので加工しにくい堅いものや寸法も不揃いなこともあり、作品のパースに合った材質や大きさを見極めながら作っているとの事でした。さらに、これからも自分の趣味として作品作りを続けたいと楽しそうに語ってくれました。
記念館では入り口に展示してありますのでご来館頂き、是非緻密にして繊細な組子模様と和のデザインを直接鑑賞して頂きたいと思います。
贈呈頂きました梅木様には改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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07.05.16:15
令和5年度 特別企画展開催中
清河八郎没後160年
草莽の志士・清河八郎の軌跡
浪士組結成から新徴組組・新選組誕生へ
今年は、清河八郎が江戸麻布一ノ橋付近で、幕府の刺客に討たれた文久3(1863)年から160年を迎えました。
尊皇攘夷の先鋒にならんと結成された「虎尾の会」から「浪士組」、更には「新徴組」への移り変わり。また「新選組」の分離など諸外国の圧力に揺れる幕末において、八郎が書き残した「浪士組」結成・京都上洛に関する資料と手紙や、暗殺される前夜に書き残した手紙等貴重な資料を展示しています。日本を諸外国からの侵入を防ぐため、自ら先頭になり命を懸けた行動を再認識する企画展と致しました。
現在庄内町では、大河ドラマ誘致実現を目指し、「庄内町清河八郎大河ドラマ誘致協議会」が活動しております。その成果が実るためにも、皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。日本史に残した大きな軌跡を振り返る展示を公開しています。
▼新徴組隊旗
▼新選組隊旗
06.13.15:13
清河八郎記念館 出前講座
03.17.10:45
入館料金を改定します
このブログをご覧頂きありがとうございます。
さて皆様、電気料金をはじめとして、諸物価高騰を日々の生活の中でも身近に感じられていることと思います。当館においても例外ではなく、経営状態の悪化を少しでも補いたく、3月10日(金)に開催しました、令和4年度第4回理事会に入館料金改定を議題として諮ったところ、理事全員から承認されましたのでお知らせいたします。
改定されたのは入館料の内大人の金額で、これまでは大人(大学生含む)1名400円でしたが500円に改めます。高校生、中学生、小学生及び団体(10人以上)の1割引きはこれまで同様です。
改定後入館料金
大人(大学生含む)500円
高校生 300円
中学生 200円
小学生 無 料
団体(10人以上)上記料金の1割引き
※ 改定の時期は令和5年6月1日からになります。
※ 郷土が生んだ、新選組生みの親にして明治維新の幕を上げ魁となった男、「清河八郎」の偉業を伝承する貴重な資料を展示しておりますので、是非ご来館いただきたくお願いいたします。
▼桜が咲く頃の記念館(2020/04/15)
さて皆様、電気料金をはじめとして、諸物価高騰を日々の生活の中でも身近に感じられていることと思います。当館においても例外ではなく、経営状態の悪化を少しでも補いたく、3月10日(金)に開催しました、令和4年度第4回理事会に入館料金改定を議題として諮ったところ、理事全員から承認されましたのでお知らせいたします。
改定されたのは入館料の内大人の金額で、これまでは大人(大学生含む)1名400円でしたが500円に改めます。高校生、中学生、小学生及び団体(10人以上)の1割引きはこれまで同様です。
改定後入館料金
大人(大学生含む)500円
高校生 300円
中学生 200円
小学生 無 料
団体(10人以上)上記料金の1割引き
※ 改定の時期は令和5年6月1日からになります。
※ 郷土が生んだ、新選組生みの親にして明治維新の幕を上げ魁となった男、「清河八郎」の偉業を伝承する貴重な資料を展示しておりますので、是非ご来館いただきたくお願いいたします。
▼桜が咲く頃の記念館(2020/04/15)
07.22.17:20
令和4年特別企画展—―――齋藤治兵衛家と庄内藩
荘内藩酒井家入部四百年記念企画展
「清河八郎生家清川村の齋藤治兵衛家と庄内藩」を開催します。
今年は、酒井家第3代当主酒井忠勝公が、藩主として庄内に入部してから400年の節目の年にあたります。
そこで、今年の特別企画展は、清河八郎生家の菩提寺である金華山歓喜寺が所蔵している古文書、齋藤治兵衛が書き記した「御用米御用金兼御才覚金控 新庄様江御用達候分控 齋藤治兵衛豪壽」の記述から、齋藤家が財政に窮していた庄内藩に多大なる貢献をしていたことを取り上げてみました。
▼「御用米御用金兼御才覚金控 新庄様江御用達候分控 齋藤治兵衛豪壽」(八郎生家齋藤家菩提寺「金華山歓喜寺」所蔵)
▼ 「一金百両 嘉永2(1849)年1月」
▼「一金 三拾三両 嘉永元(1848)年12月」
▼「一金 五百両 安政6(1859)年10月」
ここに掲載した記述はほんの一部です。藩主が参勤交代で江戸に行く、あるいは大凶作の年に藩への献上金等々、一覧表にして展示しております。皆様新型コロナ感染防止対策を徹底し是非ご来館下ください。
記念館裏の「御殿林」にヤマユリが咲き始めています。チップ材を敷き詰め、歩くことが楽しくなる散策路が整備されています。記念館見学の後は、森林浴を兼ね、戊辰戦争清川口古戦場跡でもあるこの小径を散歩してみては如何でしょうか。
「清河八郎生家清川村の齋藤治兵衛家と庄内藩」を開催します。
今年は、酒井家第3代当主酒井忠勝公が、藩主として庄内に入部してから400年の節目の年にあたります。
そこで、今年の特別企画展は、清河八郎生家の菩提寺である金華山歓喜寺が所蔵している古文書、齋藤治兵衛が書き記した「御用米御用金兼御才覚金控 新庄様江御用達候分控 齋藤治兵衛豪壽」の記述から、齋藤家が財政に窮していた庄内藩に多大なる貢献をしていたことを取り上げてみました。
▼「御用米御用金兼御才覚金控 新庄様江御用達候分控 齋藤治兵衛豪壽」(八郎生家齋藤家菩提寺「金華山歓喜寺」所蔵)
▼ 「一金百両 嘉永2(1849)年1月」
▼「一金 三拾三両 嘉永元(1848)年12月」
▼「一金 五百両 安政6(1859)年10月」
ここに掲載した記述はほんの一部です。藩主が参勤交代で江戸に行く、あるいは大凶作の年に藩への献上金等々、一覧表にして展示しております。皆様新型コロナ感染防止対策を徹底し是非ご来館下ください。
記念館裏の「御殿林」にヤマユリが咲き始めています。チップ材を敷き詰め、歩くことが楽しくなる散策路が整備されています。記念館見学の後は、森林浴を兼ね、戊辰戦争清川口古戦場跡でもあるこの小径を散歩してみては如何でしょうか。