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04.26.12:05

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  • 04/26/12:05

01.03.21:13

「明治維新150年記念フォーラム」開催

県内外から400名超の人が参加!
明治維新150年記念事業フォーラム“清河八郎はどんな人⁉”


 平成30年11月10日(土)、11日(日)、二日間の日程で明治維新150年を記念し“清河八郎はどんな人⁉”をテーマにフォーラムを開催しました。一日目は、庄内町余目「響ホール」(参加者約300名)で開催され二日目は、清河八郎生誕の地、清川の清川公民館(参加者約120名)を会場に行いました。

開会行事の中で、八郎の盟友だった幕臣山岡鉄舟ゆかりの寺、東京谷中の全生庵から清河八郎記念館に、清河八郎関係史料の贈呈が行われました。


【第一日目】会場:余目「響ホール」

アトラクション「上山市無形文化財 上山藩鼓笛楽」



 戊辰の役の頃に上山でフランス式の軍隊調練を行った折に奉奏されたことが始まりと伝えられている上山藩鼓笛楽を披露して頂きました。

 

記念講演「清河八郎と安積(あづみ)五郎」

講師:徳田 武 氏(明治大学名誉教授)


 漢詩・漢文を自在に読みこなすことの出来る、徳田先生から親友の安積五郎との交友を中心に講演をして頂きました。キーポイントは次の二点が挙げられます。
 
町人無礼討ちは、幕府側の陰謀”

 “八郎の人間性も一言で割り切れない”

パネルディスカッション“清河八郎はどんな人⁉”(第一部)
司会:池田定志氏(前庄内町教育長、(公財)清河八郎記念館理事)


パネラー 西脇 康氏(東京大学史料編纂所専門職員)

     金野啓史氏(日野市立新選組のふるさと歴史館館長)

     本林義範氏(東京都台東区谷中 全生庵副住職)

     岩下哲典氏(東洋大学文学部史学科・大学院文学研究科史学専攻教授)




発言要旨から特筆すべき内容を掲載します。

“町人無礼討ちは、不幸な出来事”(西脇)

“清河の文才はすごかった”(西脇)

“史料から見た見通し、清河は西郷と会っている!”(西脇)

“清河八郎がいなければ新選組はなかった”(金野)

“持ち前の行動力とネットワークを活かして、浪士を結集”(金野)

“本当の友人、千秋万古、この人朽ちず”(本林)

“鉄舟と清河八郎は非常に似ていたのではないか”(本林)

“泥舟は、兄のように清河を見ていた”(岩下)

“「江戸無血開城」に清河の思想的なものが存在する?”(岩下)

【第二日目】会場:清川公民館

アトラクション「戊辰の役を戦った女たち」

 中村恵二氏の紙講話「麗人剣士中澤琴物語」、



三浦㐮水氏の琵琶演奏



会津こころ亭星絵里子氏の紙芝居「新島八重物語」



パネルディスカッション“清河八郎はどんな人⁉”(第二部)



超満員だった清川会場



司  会 加藤 淳氏(『新釈 清河八郎伝』著者)

パネラー 横山昭男氏(山形大学名誉教授)

     長南伸治氏((公財)上山城郷土資料館学芸員)

     廣田幸記氏((公財)清河八郎記念館館長)

     和田一江氏(鶴岡市立第二中学校教頭)

“八郎は筆まめで、書簡の文体は実直・誠実そのもので、人間味に溢れている”(横山)

“儒学者から「経世済民」の行動者に変わる”(横山)

“清河八郎顕彰活動のゴールは、贈位決定”(長南)

“思い立ったら即行動。最短距離で目的達成を目指す人物”(長南)

“記念館は、建築以来55年、老朽化”(廣田)

“町の4偉人、清河八郎記念館が、新しい博物館になればいい”(和田)

 最後に、齋藤耕治実行委員長から「今回のフォーラムを通して、八郎さんのこれまで、あまり良くない評価のあった、町人無礼人斬りと浪士組が江戸に帰って攘夷の実行をする提案について、あらためて、私は見方が変わりました。」と閉会の挨拶がありました。

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