05.26.16:59
清河八郎坐像を修復しました
昭和18年に鶴岡市出身の彫刻家・小林誠義氏が石膏として製作したものを銅像にしたもので、明治百年を記念して、昭和42年に清河神社大鳥居側に建立されました。しかし長年の風雪に鋳造成分の劣化が進み、表面に変色が目立ってきたため、このほど山形市の株式会社「雅山」(がせん)さんに依頼し、修復して頂きました。
同社は約900年の伝統ある山形鋳物を受け継ぎながら、新しい息吹を込めた作品を製造・販売している会社で、建立当時の重厚な青銅像が見事に蘇りました。
修復前の坐像
修復中の(株)「雅山」代表 長谷川雅也 氏
修復後の坐像
この像は、文久3(1863)年2月24日、清河八郎が京都壬生新徳寺で、芹沢鴨や近藤勇ら浪士組234名を前にして尊皇攘夷の大義を説く英姿を表現したものです。皆さんに是非ご覧頂きたいと思います。
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