08.20.18:29
続 「清河八郎 文武体験こども塾」
現代の子供達に文武両道の精神を学んでもらおうと、「清河八郎 文武体験子ども塾」を8月8日(木)に清川公民館を主会場に実施しました。
参加してくれたのは立川小学校から5年生4人、6年生が5人の合計9名。子供達は夏休みだからこその貴重な体験を通し沢山の思い出を作った様子でした。
前回、午前の部をお届けしましたので、此処からは午後の部です。
▼ 午後からの最初は清川八郎記念館館長の広田さんから八郎について学びました。子供の時は「元司」と呼ばれていたのが何故八郎と名乗ったのか。何故剣術を学んだのか等について昼からの眠気も何のその興味深く学んだ様子でした。
▼ 八郎の生涯を描いた紙芝居を使用して楽しく学びました。
▼ 館長さんの準備してくれたクイズ形式のまとめに熱心に書き込んでいました。
▼ 文武両道の最後は剣道の体験です。剣道部ではない子供達も立川剣道連盟会長の五十嵐さんから基本の足さばきや型を指導して頂きました。
▼ いよいよ夕食の準備です。食事の下拵えから調理まで全て自分達で行います。5年生グル―プと6年生グル―プとに分かれ味の競い合いです。
▼ 調理が終わって「いただきます」の掛け声で夕食会の始まりです。自分達自らで手を掛けた味は最高と喜んでいました。
▼ 夕食が終ると後片付けをし、肝試しに相応しい暗さになるまで花火です。
花火が終わる頃はあたりはすっかり暗くなり御殿林の中を見通すことは出来なくなっていました。
いよいよ最後の肝試しの時間です。
肝試しは真っ暗闇の中。ストロボを使用するのもひかえましたので写真はありません。
6年生は二グループに分かれ怖いけれども何とか出発したのですが、5年生4人はなかなか出発しません。御殿林の入り口に近付いたまでは良かったのですが、黙って戻って来たのです。「おい、どうした行かないのか」と尋ねても「・・・・・・・」誰も声が出ません。「今日の最後なんだから勇気を出して行って来い」と急かせると、返ってきた返事は「僕達パスです」。これには参りました。あんなに元気な様子だったのに、暗闇は不得意の様です。何度か「行け」、「ヤダ」の押し問答の末、脅かし役の会長が林の中から迎えに来て、やっと大人同伴で林の中へと進むことが出来ました。
林の中でも色々ありましたが、通り抜けると再びいつもの元気が蘇えって来ました。一日だけの活動でしたが、きっと大人になっても忘れられない貴重な体験として子供達の記憶の中に刻まれたと思います。
保護者の皆さんには快く送り出して頂き、また送迎に協力を頂き心から感謝申し上げます。
現在清河八郎記念館では、八郎が母を伴って伊勢詣りに行った時の旅日記、「西遊草」の特別パネル展を開催しています。また出前講座を希望する方は気軽にご相談くださいお待ちしております。
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