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09.11.11:26

盛会裏に終了「清河八郎と尊攘派幕臣」特別研究報告会

マル ​​東洋大学文学部教授岩下哲典氏を講師に招き9月10日(土)開催した「清河八郎と尊攘派幕臣」特別研究報告会に、京都府や東京都、福島県や宮城県からも申し込みを頂き、関係者を含め約200人の参加者を得て開催することが出来ました。

▼ 新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るため、参加者の検温、密になることを防ぐ為町内、町外参加者の導線分離、アルコール消毒の徹底に努めました。




▼ 報告会が始まる前に、庄内町で最近製作したDVD「明治維新の魁清河八郎 幕末の扉を開けた草莽の志士」が上映されました。




!? ​YouTube(10分58秒)で観ることが出来ます。​こちらから​是非ご覧下さい。

▼ 開会式風景


▼ 主催者挨拶 公益財団法人清河八郎記念館理事長 田澤伸一


▼ 共催者紹介 写真向かって右から、主催者公益財団法人清河八郎記念館理事長田澤伸一、共催者、庄内町長富樫透(清川まちづくりセンター)、齋藤満(清河八郎顕彰会会長)、庄内町教育長佐藤真哉(清河八郎大河ドラマ誘致協議会)


▼ 共催者を代表して庄内町長富樫透の挨拶


▼講師紹介をする清河八郎記念館廣田幸記館長



▼ 岩下哲典教授の講演







マル 講演概略
 昨日到着し、清河八郎記念館を訪れた。現在特別企画展で展示されている生家齋藤家が荘内藩への献金として献上した金額が約4029両であるとされていた。現在で約2億円に近い金額になると思う。清川は関所が設けられており、人、物、金、情報の結節点であったと思う。記念館の展示は2次元展示になっており、清河塾や、生家齋藤家、藩主御殿等の平面図があることから、3次元的な立体展示が出来ると内容が濃くなる。8年後の生誕200年にリニューアルした記念館が完成できることを期待したい。名称も「旅する思想家 清河八郎歴史館あるいは清河八郎記念館」が考えられる。
 庄内町教育委員会で2015年に
編集した「清河八郎関係書簡 三」の中に収められている嘉永6(1853)年1月17日付父宛書簡から、清国と英国とのアヘン戦争の結果からも、外国の武力は容易ならざるものがあり、わが国では「思慮」あるべきと結んでいる。
 八郎がペリー来航を事前に知っていた可能性が高い。それは東条一堂や安積艮斎の漢学塾で学んだことや、嘉永3(1850)年に九州方面に旅した時の人脈からの情報と思われる。

▼ 山形新聞10面(2022/09/11)で紹介して頂きました。


▼ 荘内日報7面(2022/09/13)で紹介して頂きました。



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